下塗りについて
- 2022.4.26
11月に突入しまして、だいぶ季節は冬に近付きまして、肌寒くなりましたね。
外出する際は、上着が必要になってくる時期だと思います。
また今年も残すところ、残り約2ヵ月となりまして、年末年始迄あっという間ですね。
月日が経過するのは本当に早いですね。
皆さんは如何お過ごしでしょうか?
前回は無機塗料についてお話をさせて頂きましたが、今回は塗装で必ず使用する下塗りについて
詳しくご紹介をさせて頂きます。
塗装工事について調べていて、下塗りとは何か?この様な疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?
外壁や屋根の塗装工事を行う際には、下塗り・中塗り・上塗りの計三回に分けて施工するのが基本となっています。
その中でも、下塗りは重要な役割を担っています。
適切な乾燥期間を設けながら計三回重ねて塗ることによって、外壁や屋根を紫外線や風雨から保護する丈夫な塗膜を作るのです。
下塗りをしないと、高い耐久性や美しい仕上がりは実現出来ません。
そこで今回は下塗りの重要性、シーラーやプライマー、フィラー等の違いについて
当社ならではの見解を、ご説明させて頂きます。
①先ず、シーラーとは?
・塗装面の細かなヒビを補修をしたり、塗装面が上塗り材を吸い込む事を抑制したりする役割を持ちます。
塗膜が硬くて、透明なのが特徴的なイメージですね。
密着力が高いため、接着力が強いですね。
またサイディングや、コンクリート面、石膏ボード面、モルタル面等、様々な種類の塗装面に対して施工することが出来ます。
シーラーという言葉は、英語の「seal」が語源であり、「塞ぐ・密封する・覆い隠す」といった意味があるそうですね。
②フィラーとは?
・主にモルタル壁やコンクリート壁のひび割れを埋めたり、凹凸をなくして平らにしたりする塗料の事です。
特に微弾性フィラーが良く使われます。
微弾性フィラーとは、クラック(ひび割れ)などの隙間を埋める下塗り材フィラーの一つで、
下地に塗布され、塗膜に弾性を持たせる働きがある耐性の強い下塗り材です。
塗膜に肉厚を付けることが出来るので、耐久性も強くなりますね。
白いのが特徴的です。
高機能であることから、モルタル系外壁において現在下塗り塗料の主流になっています。
微弾性フィラーは、 シーラーとフィラー両方の機能を兼ね備えた下塗り材 です。
フィラーという言葉は、英語の「filler」が語源であり、「充填物、詰め物」といった意味があるそうですね。
塗装面を補修してその後の塗装作業をスムーズにすることや、耐久性を向上させることがフィラー塗装の大きな役割になります。
③プライマーとは?
・シーラーと同様、下地のひび割れを補修する、上塗り材の吸い込みを抑制する、といった役割があります。
上記の2つを総称してプライマーと呼ぶことが多い様です。
プライマーという言葉は、英語の「primary」が語源であり、「最初に塗る塗料」といった意味があるそうですね。
以上より、塗装について気になる方、塗装の材料について少しでも気になる方等は、お気軽に
何でも当社迄お問合せを下さいませ。