塗装工事における、手抜き工事ってどんな工事?
- 2022.1.11
屋根や外壁塗装工事には多くのトラブルが発生しております。
理由は手抜きとわかりにくいことが原因です。
これから代表的な手抜き工事を紹介しますので、是非ご参考になさってください。
①縁切りがなされていない
屋根材の重なり合っている部分に塗装をしますと、その隙間がふさがります。
ふさいだ塗膜を切り離し、隙間を作ってあげることを縁切りと言います。
縁切りをしないと、屋根内部の湿気が逃げず、カビや腐り、溜まった水分が室内に侵入してくることがあります。
②塗り回数が少ないもしくは過度に多い
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。
しかし中には2回の業者や4回、5回と勧めてくる業者もいます。
クリア塗料は2回で完了ですが、色の付いた塗料は基本は3回です。
どの塗料を使用するのか、その塗料の効果をきちんと発揮できる塗り回数なのか、確認することが必須です。
③外壁洗浄・下地処理を行わない
丁寧な下地処理をしなければ、劣化の原因となります。
しかし塗料でごまかすことが出来てしまいますので、施主様が見分けることが難しいと言えます。
また、ケレンと言われるサビや既存塗膜の除去を怠ると、剥がれの原因にもなります。
④見積もりと違う塗料を使う
決してあってはならない事ですが、中には見積もりと異なる安価な塗料を使う業者もいます。
この場合も塗ってしまえば一般にはわからないのです。
⑤乾燥時間を守らない
職人の工賃削減の為に、乾燥時間を短くして3回の塗装を行うようです。
塗り回数は基本の3回を守っていても、これでは意味がありません。
乾燥時間が短いと塗料の定着が弱くなる為、結果的に剝れやすくなってしまいます。
また、天候の悪い日に作業を行う業者も要注意です。
⑥塗料を薄める
塗料の使用量はメーカー基準で平米数に幅があります。
指定された仕様を守らなければ、その塗料が持つ本来の機能が発揮されないばかりか、耐久性にも影響が出てしまいます。
材料費削減の為、必要以上に塗料を水で薄めてしまう業者もいるので注意してください。
以上が代表的な手抜き工事です。
グースホームではお客様にご納得頂けるよう、御見積の段階から丁寧にご説明致します。
御見積のご依頼に至らない場合でも、お問合せ頂きました時点でお客様に寄り添う対応を心掛けております。
また、工事完了後は施工中の写真もご説明させて頂きながらお渡ししておりますので、ご在宅の頻度が少なくてもご安心頂けます。