地震の怖さについて
- 2023.11.4
ようやく各地で紅葉が見頃を迎え、北国からは初雪の便りも届き始める11月ですね。
秋から冬へと移り変わる美しい自然に目を奪われる季節ですが、イベントや行事、記念日等が
盛りだくさんの月でもあります。
また11月には七五三や新嘗祭など古くから続く日本の伝統的な行事もあり、学生さんなら11月は
文化の日前後に学園祭を行う学校も多いですよね。
また、早くもクリスマス商戦がスタートする時期でもある11月は、各地でクリスマスのイルミネーションの点灯も開始されます。
めっきり冬の雰囲気が色濃くなる時期でもあります。
前回は台風に関する記事を載せましたが、今回は災害に関する地震について詳しく特集させて頂きます。
先ず地震についてですが一番大きな影響を与えたのが、2011年の東日本大震災が取り上げられます。
1995年1月17日の阪神・淡路大震災、2011年3月11日に起きた東日本大震災、2016年4月14日に起きた熊本地震、
大地震はいつ起きるかわからない状態に有ります。
日本列島のどこで発生するか予想がつきません。何の前触れもなく突然襲いかかり、火事や津波、火山の噴火などを引き起こしながら
多くの被害をもたらす恐ろしい自然災害です。
耐震リフォームは愛する我が家はもちろん、家族の命を守るために必要と言えます。
こういった事態に対応する為に、皆さん事前にリフォームを行って対策をしておきましょう。
世界的に見ても、日本は地震大国と言われていますが、主に「旧耐震基準」(1981年以前)で建築された住宅は現行の耐震基準を満たしていません。
1950年に耐震基準が初めて制定され、その後1978年に起きた宮城県沖の地震をきっかけに、耐震設計法が見直され、1981年に新耐震基準が定められました。
しかし、阪神淡路大震災(1995年)が起こった際に調査が行われ、2000年にはさらに厳しい基準へと改正されることとなりました。
日本全国でも、まだまだ旧耐震基準で建築された住宅が多く、現在では耐震リフォームをすることで、国の補助金を利用できたり、安心・安全な生活を確保できるという
メリットがあります。
今回は、現在の耐震基準を満たしていない住宅が多いという課題から、近年需要が増えている耐震リフォームと制震リフォームの2種類が有りますので
詳しくご説明をさせて頂きます。
先ずは具体的な方法について、解説をします。
最初は耐震リフォームです。
1.基礎の補強
基礎がしっかりしていない建物は、地震が発生すると倒壊してしまう可能性があるため、基礎を補強します。
具体的には、基礎コンクリートの増し打ちやひび割れ部分の補修工事などが行われることになるでしょう。
また、特殊なシートを基礎の表面に貼りつけ、強度を高める工事もあります。
2.接合部の補強
壁や梁・柱・土台の接合部がしっかり固定されていないと、地震によって建物が倒壊する恐れがあります。
接合部を専用の接着剤や金物で固定し、建物の強度を高める工事が行われることもあるでしょう。
3.壁の補強
壁を補強することで建物の強度を高める方法もあります。壁が少ない面には新たに壁を増設したり、特殊パネルを使って
既存の壁を補強したりすることが可能です。
天井や床を壊さずに短時間でできる工事もあるため、住人負担を感じることは少ないでしょう。
4.屋根の軽量化
屋根に重さがあると、地震の際に建物の揺れが大きくなります。そのため、屋根を軽量化し、強度の高いものに換えることで
耐震性をアップさせることが可能です。特に、瓦タイプの屋根は重さがあり、揺れによって落下する恐れがあります。
軽量で強度の高いガルバリウム鋼板に交換することも可能ですが、見た目を変えたくない場合は「防災瓦」への交換もおすすめです。
次に制震リフォームをご紹介させて頂きます。
制震とは、地震の揺れを吸収し、建物への損傷を軽減する技術です。制震リフォームでは、柱や梁、土台などに、ダンパーという装置を設置します。
ダンパーは油圧式やゴム製、金属製などがあり、地震時にはクッションの役割をし、揺れを制御します。
これにより建物の倒壊を防ぐだけでなく、地震による歪みや外壁のひび割れなどのダメージも軽減してくれます。つまり、制震リフォームは、
住む人の命を守ることはもちろん、建物の価値も守るためのリフォームとも言えるでしょう。
近年の日本では、歴史上まれにみる規模の大地震が発生していることから、住宅には地震に対する強い対策がより望まれています。
現在、多くの住宅は1981年に施行された耐震基準で建築されていますが、阪神大震災を機会に、2000年には耐震基準がより厳しく改正されました。
このようななか、各戸がどのような対策を取るのか――。その選択肢のひとつが、制震リフォームなのです。
今回は、地震で住宅が被害を受ける原因や対処法について詳しく紹介してきました。
地震という大規模な自然災害がおこれば、当然、家が受けるダメージは大きいものです。
いざというときに被害を抑えるという意味でも、定期的な点検やメンテナンスはとても大事になります。
まずは近くの専門業者に確認してみるのが良いでしょう。
地震に対するリフォームについて少しでもご興味の有る方は、まずは当社にて見積もりから取ってみませんか?
もしも内容がわからない場合等は、お気軽に何でもグースホームへご相談をくださいませ。