塗料の種類について
- 2022.4.26
新年あけましておめでとうございます。。
今年の東京は、4年ぶりに雪が降ったりと色々な出来事が有りましたね。
皆さんは、年末年始は如何お過ごしでしたでしょうか?
ところで昨年は、しばらく塗装に関する記事が続きましたが、今回は塗料の種類について
詳しくご紹介をさせて頂きたいと思います。
例えば良く話題になるは、1液性と2液性の違いですね。
実は使用形態の違いは、硬化剤がポイントになります。
具体的には1種類の液体だけで使う、水やシンナーを薄めて壁に塗る1液型塗料と主剤(顔料、添加剤、溶剤)
と硬化剤(樹脂)の2種類を使用する際に混ぜて使う2液型塗料があります。
使いやすさを考えれば1液型の方が使いやすくまた、安価という面がありますので誰にでも選ばれやすいという特徴がありますね。
1液型の塗れる主な場所は、コンクリート、セメントモルタル、サイディング、各種旧塗膜等です。
一方で2液型の方は耐久性が高くなるという特徴があり、耐久性が高くなる分、取り扱いも難しい面が有ると思います。
主剤に硬化剤を入れるとすぐに塗料は硬化を始めますので、通常なら5時間、短くて3時間ほどで固まり使えなくなってしまいます。
そのため多くの量を作りおきしておくということができません。
足りない分はまた混ぜ合わせて使うという手間が発生しますね。
最近では1液型でも2液型に近いくらいの性能も持つ製品が登場している様で、塗料も色々な種類が出てきています。
また次に良く取り上げられるのが、油性と水性の違いですね。
油性は水性よりも艶が出やすいというメリットが有りますが、完全な艶消しは出来るものと
出来ないものが有るので、注意をしといた方が良いですね。
油性塗料とは、強い塗膜を形成するため、耐久性に優れていることから、外壁などを長期間保護してくれます。
そのため、雨水による被害も最小限に抑えられる点もメリットでしょう。
基本的に内装には、使用することはあまり有りません。
また、水性塗料と比較した場合、汚れがつきにくい性質があります。光沢性もある油性塗料は外壁塗装に適している面が多く
建物の外観維持にも高い効果が期待出来ます。
乾燥時間が短いのもメリットの1つです。雨天には塗装工事ができないため、天気に左右される屋外工事は、乾燥時間が速いに越したことはありません。
しかし最大のデメリットと言えるのがペンキ臭です。油性塗料はシンナーなどの有機溶剤を使用するので、その臭いは強烈です。
乾燥時も有機溶剤が揮発するので、相当な期間臭いを発していることから、ご近所トラブルなども懸念されますね。
引火性のある有機溶剤は取扱いが難しく、火災の恐れがあるので注意が必要です。
水性塗料とは、なんと言っても臭いが抑えられることが最大のメリットです。
ご近所への迷惑も最小限に抑えられ、環境にも配慮されていることから、小さなお子様や妊婦さんにも安心な塗料です。
また、強固な塗膜形成が可能な塗料も増え、現在では種類を選べるほどになりましたね。
油性塗料並みの耐久性も期待出来ます。
火気の心配がないため保管も簡単で、非常にコストパフォーマンスの良い塗料ですね。
一般的には強固な塗膜を形成するのが可能となる水性塗料もあります。
しかし、グレードを上げることで塗膜の寿命が長く、油性塗料以上の塗膜形成が苦手な塗料です。
一般的なグレードの水性塗料のデメリットと言えるでしょう。
さらにツヤ落ちは否めません。年数経過とともにツヤは落ちていくと思っていた方がよいでしょう。
また、低温施工では硬化機能が発揮できないため、冬季や寒冷地での施工は難しい面があります。
これから塗装を使用と考えている方、塗料の種類について聞きたいことがある方、家についてご相談が
ある方等どんな些細な事でも良いので、当社に何でもお問合せをください。
当社の専門家が責任を持って、ご説明をさせて頂きます。